2014年05月19日

「カクテル・ゴー・アラウンドin堺」レポート #5

Author: Chinaru Higuchi , Category: イベント, レポート, バー巡り | TAG: カクテル・ゴー・アラウンド

今年のカクテル・ゴー・アラウンドは、堺東からスタート。
その日は知人と食事をし、ちょっとお酒を飲んで帰ろうという流れに。
が、せっかく今の時期にお酒を飲むのならゴーアラウンドでしょ！ということで、
ラルゴさんでチケット購入し、2014年開幕のゴングは堺東で鳴り（脳内で）いざスタート！

1軒目、堺東商店街の中にある「ラルゴ」さん。
ラルゴさんの今年のゴーアラウンドメニューは「モヒート」が中心。モヒートにひと手間くわえたラルゴ特製モヒートの中から、「ブルーベリーモヒート」を頂くことに。

カクテルができるまでの間、ゴーアラウンドが初めての友人に、これはどういうイベントか口角泡を飛ばし説明する私。
「昨年は2周回ったツワモノもいるんですよ！」私の熱弁がピークに達したころ、カウンターの奥で
「くっくっくっ」と笑う紳士の姿。
お顔は拝見できないが、肩がふるえているよう・・・。
「そうです、私が2周まわった男です」
！！！
なんと、昨年2周コンプリートした伝説の男性にお目にかかろうとは！（後日確認したところによると、正確には2周半）　今年は3周コンプリートを目指しているそうで、その日は初日にして既に3軒目。伝説を作るのも楽じゃない！イベントを最大限に楽しんでらっしゃる方とお会いでき幸先いいスタート。

さて、そんな偶然の出会いを楽しんでいる間に、「ブルーベリーモヒート」ご登場。
写真が下手で大変申し訳ないです・・。さらに既に何口か飲んだあとのグラスで失礼します。
006

自家製ミントにブルーベリーの甘酸っぱさが加わって、さっぱりしてるのにしすぎない絶妙な加減。お酒に強くない我ら女性陣もさらっと飲める軽やかな1杯でした。

図らずしも伝説の紳士と時を同じくしてお店を出たものの、紳士は自転車で軽やかに次の1軒へ。
我々は徒歩でぽてぽてと。

2軒目は「バー・バグブロス」さん
堺東の銀座商店街から小道に入るので、隠れ家的かと思いきや店内はカウンターもテーブル席も賑わっている様子。
バグブロスさんはゴーアラウンド用のメニューはない代わりに、
「普段のメニューの中から好きなものをどれでもお作りしますよ（カクテル限定）」
私がお願いしたのは、スプモーニ。連れが頼んだのが、ホワイトレディ、モスコミュール、ソルティードッグ。写真はホワイトレディ。
009
味見をさせてもらったモスコミュールも美味しかったので2杯目はモスコミュールに。
ジンジャーの辛さの度合いを聞いてくれるので、辛めでお願い。しゃっきりキリっとジンジャーの辛みが鼻にぬける、大人なモスコを堪能しました。
こういう楽しみができたのも「メニューの中からどれ選んでも（カクテル限定）オッケー」というバグブロスさん独自のサービスのおかげかも。
「いつも飲むものは決まってる」という方も、こんな機会にいつもと違った味をオーダーしてみるのもありですね。

3軒目は開店30年以上の老舗バー「F・M（エフアンドエム）」さん。
老舗だけあって本格的なバーながら、とにかく明るく陽気なマスターの接客がこちらの肩の力を抜いてくれ、居心地いい空間を作り出しています。

「甘めのカクテルいかがですか」とマスターが勧めてくださるも、さっぱり系が好みの私は
「さっぱりしたものをお願いします」といきなりゴーアラウンドのメニューから外れてしまった！
マスター、すみません！
そこで出して頂いたのが、ジンリッキー
ジンにソーダ、ライムでぴりっと辛口。チャームのアンチョビトーストとよく合う間違いない美味しさ。
014
ちなみにこのトースト、席についた時からいい香りが店内に漂っていて気になっていたもの。自分の前にすっと置かれた時には「あーーキターーー」と密かにテンションアップしていたのでした。