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2014年05月18日

「カクテル・ゴー・アラウンドin堺」レポート #4

Author: , Category: イベント, レポート, バー巡り | TAG:
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カクテルゴーアラウンド巡り2日目。

本日は一緒に廻るお連れのいないソロ活動。バーだと、女独りででも美味しいお酒とマスターとの会話を楽しむことができるのがありがたい。これが鍋物ゴーアラウンドとか焼肉ゴーアラウンドだったら、そうもいくまい。
というわけで、イベントチケットを上着のポケットに入れ、いざ堺東へ。1軒目は、細い階段を下りた地下1階にあるバー「スランジバール」さん。髭が似合う甘いマスクのイケメンマスター、千代村さんがにこやかに出迎えてくれた。

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まず私が頂いたイベントカクテルは『バジルシードのライチモヒート
イタリアンでよく使われるハーブのバジル。その種を水につけておくと大きく膨らむと同時に、表面にゼラチンのような膜が張るそう。それ自体に味は無いが、ジュンサイのような舌触りと、キウイの種のようなプチっとした食感が楽しめる。繊維が多く、水分で30倍にも膨らむので、ダイエットの強い味方らしい。この聞きなれない食材をカクテルに入れたのは、もしかしたらスランジバールさんが初めてなのでは?!

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ミントの爽やかさとライチのフルーティな甘みに、はじけるプチプチ食感♪ スターターカクテルとして最高の一杯だった。

次にもう一つのイベントカクテル『冷たいアイリッシュコーヒー
スタンダードカクテルのアイリッシュコーヒーを、夏仕様にアイスにアレンジしたもの。深煎りコーヒー豆をアイスコーヒーに合うように、マスター自ら細かめにミルしたり、上に浮かべるクリームにはアイリッシュクリームリキュールのベイリーズがブレンドされているなど、実はかなり凝ったカクテルなのだ。最後にトッピングするシナモンパウダーにもある秘密の演出が・・・これはぜひご覧になって確認していただきたい!!
最後にスランジバールでは絶対外せない、キンキンに冷えたウィスキーの氷無しハイボールをクィッと一杯頂いて、次のお店へ~♪

2軒目は、一駅電車に乗って三国ヶ丘「バー・ポリス」さんへ。

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私の顔を見るなり「ゴーアラウンドやね」と、これまた硬派なイケメンマスター中尾さんの、渋いバリトンボイス。金曜日の夜ということもあり、続々とお客さんが入ってこられるタイミング。そんな忙しい中でも丁寧に解説をまじえながら、すんごいカクテルを作ってくれた。

フォレスター・ギムレット』という名のそれは、もはや懐石料理のようで、材料の一つ一つに意味があり、ストーリー性を感じる作品に仕上がっている。塗りのお盆の上には枡に入ったグラス、手毬寿司と抹茶のわらび餅まで付いているのだ!! 金箔まで乗っていて、度肝抜かれるゴージャスさ!!
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スタンダードのギムレットは、ロンドンドライジンとライムジュースで作るのだけど、オーストリアのジンにすだち、香り付けにエルダーフラワーシロップやわさびを入れることで森の雰囲気を意識したのだそう。綺麗な黄色、爽やかな香りにフワッと鼻に抜けるわさびのニュアンス。
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目で見て楽しむ、食べ物との相性を楽しむ、マスターのうんちくを楽しむことが出来る、超・新感覚ニューワールド・パイオニアな作品だ!! あまりの華やかさに惹かれ、イベントのことを知らなかった隣のお客さんも、思わずチケットを購入されたほど。

お店もかなり満員状態になり、私もそろそろ酔いが出来上がり間近。本日最後のお店に移動してフィニッシュとするか~。さきほどチケットを買われたお客さんも仲間に加わり、いざ3軒目へ。

ほろ酔いの足でも徒歩5分ほどで最後のお店「ギリーズ・バー」さんに到着。
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癒やし系イケメンマスターの飯田さんが、2種類のイベントカクテルを紹介してくれた。ショートカクテルはスコッチウィスキーにコーヒー、オレンジリキュールのグランマニエ、卵白をシェイクしたもの。グラスのふちをアーモンドパウダーとシナモンパウダーでスノースタイルに。ロングカクテルは、セミノールという柑橘フルーツのジュースに、ラム、バーボン、グランマニエ。

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ところで少し脱線だが、これだけ各店舗のマスターを「イケメン」と書くと、かえって嘘くさいと思われそうだけど、事実だから仕方がない。この業界は、どうしてこうもまぁ男前が多いのか?もう「イケメン・ゴー・アラウンド」状態。今日の私のように女性一人で巡るなら、間違いなくこれもまた大きな楽しみの一つだ。

さて、もう強いお酒は飲めそうにない私が最後に注文したのはセミノールのロングカクテル。
これ爽やかで美味しい! セミノールの甘く爽やかな果汁が飲みやすくて、ゴクゴク飲める。お連れが注文したショートカクテルも厚かましく味見させてもらったが、全体の力強さが、卵白と合わさることで優しくふくよかになっている。そして、グラスのふちの粉が美味すぎる! ぐるり一周をベロベロ舐めまわしたくなる、癖になる味だけど、人様のグラスなんでさすがに自制した(笑)

もうすっかり酔いも回っていたけど、新しい出会いに美味しいカクテルがあれば会話も弾むもの。喋りたおしているうちに、気づけば終電も去り、「ほなもう少し飲もか!!」と、この後もバーの夜はしばし続くのだった。

スランジバール:http://shakes-osaka.com/bar/slantheva/
バー・ポリス:http://shakes-osaka.com/bar/bar-polis/
ギリーズ・バー:http://shakes-osaka.com/bar/gilles-bar/

カクテル・ゴー・アラウンドの参加店舗やチケットの購入など

■& Riceニュースページ(イベントの概要、参加店舗の一覧など)
http://and-rice.com/news/cga2014/

■南大阪バー・ガイド『シェイクス』(参加店舗の営業時間やお店の詳細)
http://shakes-osaka.com/

■FBページ(いいね!して、参加店舗がアップする最新情報をゲットしてください)
https://www.facebook.com/SakaiCGA

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Mari Okamoto

Mari Okamoto

元バーテンダーにして、酒屋での勤務経験もあり。美味しいものとスキューバダイビングの為ならと、国内外問わずフットワーク軽くとびまわる。

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