2014年04月26日

ヨコワの漬けユッケ風対ケナ

Author: takayoshi kena , Category: メシトモ

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&Rice ディレクターのケナです。
そもそも「＆Rice」の前身「メシトモ」という企画は私が白飯好きということから、
白飯にあう逸品を巡り世界中を旅する仕事をしたい！
という純粋かつ大胆な欲望から生まれた企画なのである。

もちろん世界中を旅する余裕など
金銭的にも時間的にもあるはずもなく、
私の崇高なる計画を理解し応援する者も少なく、ましてや「素晴らしきその企画のパトロンになってやろう」
なんていう富豪の輩は待てども待てども現れるはずもない。

金がなければ・・・
時間がなければ・・・
持ち合わせの金と時間で処理するまでのこと。

僅かな日銭をポケットに忍ばせ
この企画のイメージの膨らみを妄想し
今夜の食事の在処を彷徨うアフター5が
人生の豊穣さを加味する調味料に化けたのだから、夢追人の障害など目先を変えればとるにたらないもの。

ということで私のブログでは
市販されてるものから飲食店で提供されるもの、
慈悲で頂けるものから自栽狩猟するものまで
何でもありの「貧乏暇なしメシトモ」を紹介していきます。

第一弾は仕事ついでにメシトモ①
「ヨコワの漬けユッケ風」

&Riceの商品撮影の盛り付けと撮影場所の提供を快く承諾してくれた
高校時代の同級生は畑中祐介氏。
堺市の隣市である高石市で「旬彩楽酒きはち」という和食店を夫婦で経営するこの男、
私が見る限り頼まれ事を断れない優しい利他的な性格が顔に滲み出ている。
チャンス到来、今後とも力になってもらうとしよう。

撮影当日は満席のゲストを接客し調理に励む畑中氏を横目に、
営業中から食事を兼ねて現地入りした私は心地よく快酔。
閉店前ゲスト様が少なくなり急激な眠気も襲ってきたので、
仕方なく私の胃袋からの指令を声にだしてみることにした。

「この店にある材料で俺が大満足する〆のメシトモをよろしく」

少し難色を示されたが、冷蔵庫からヨコワをとりだし器に盛り付け。
そこに味りんと酒と醤油でナイスブレンドされたタレを投入。
漬けというよりはユッケ風の仕上がりに期待度アップ。
ヨコワというのが未成熟な私仕様ということかもしれないが、
このタレの上質な甘味とまろやかさの成熟度こそ私仕様でパーフェクトではないか。

まいったよ、ありがとう！

旬菜酒楽きはち
場所：高石市千代田1丁目10-30　ﾆｭｰｱﾒﾘｶﾝﾌﾟﾗｻﾞ3Ｆ
営業時間：17：00～25:00（日祝は23:00まで）
定休日：水曜日
ＴＥＬ： 072-265-8777
URL: http://www.takaishi-cci.com/shop/chiyoda/kihachi/