ご挨拶 Opening
「メシトモ」から「& Rice」へ
From “MESHITOMO” to ”& Rice”
ことのはじまりは、2009年、毛穴貴祥氏のアイデアから。
「白ごはんにあう逸品“飯の友=メシトモ”を紹介するサイトを作りたい!!」
「うん。それは面白い。さっそく作ろう!」
そしてオープンしたのが「メシトモ」(meshi-tomo.com)というサイト。面白いと思ったら後先考えず作ってしまうのです。お互い。
それから5年。その間、私は地元・大阪府堺市の飲食店を紹介するフリーペーパーの制作、発行を手掛けてきました。しかし、頭の中では、常にこのサイトのことを考えていました。「いつかリニューアルしたい」と。
この5年間たくさんの人に出会い、さまざまなものを見聞きし、身近にまだまだ知らないことが多くあることを知りました。日が経つにつれ、自分たちの興味はもはや「飯の友」という範疇だけでは捉えきれないことに気付いていました。
“I’m eager to create a website to introduce Meshitomo – dishes that go well with Japanese rice!”
I said, “Sounds interesting. Let’s give it a try!” So we created the Meshitomo website, meshi-tomo.com.
We both kept doing things we find interesting. Soon, 5 years past.
Meanwhile, I have been involved in creating and publishing the free paper that introduces local restaurants in my hometown, Sakai-city, Osaka.
In my mind, I was also thinking of this site – ”I want to renew it someday.”
Over time, I met a lot of people, heard many new ideas, and I learned there are still many things that I don’t know. I realized that our enthusiasm could not be captured without a new Meshitomo website!
「カタログ」から「マガジン」へ
From “Catalog” to “Magazine”
人が生きていく上で不可欠な「食」、日本人の主食である「米」、日々を過ごす「堺市」というまち。そして「世界」。たとえばひとつの食品をとっても、そこには作った人がいて、その背景には地域性があったり歴史や文化があります。探れば探るほど、それは奥深いものです。
今回、サイトのリニューアル…というより、サイトを新たにたちあげるような大掛かりなものになりました。
以前は美味しいものを紹介する“カタログ”的なものを考えていましたが、これからは、“食”をテーマに「人」「歴史」「文化」を探っていく…WEB上の“マガジン”を目指します。
このサイトは「堺市シティプロモーション認定事業」となりました。
堺市の皆さんのご協力のもと、堺の人たちには、わがまちをより知ることにより一層の愛着を。堺以外の人たちには、このまちの魅力を知っていただくようなものに。「堺=SAKAI」を、広く世界にアピールするメディアとして成長させていきたいと思います。
また、このサイトが継続することは、堺市の食に関わる人・事柄の記録になっていくものとも思っています。
いつか時代を振り返る時、この時代を生きた人たちの息吹が聴こえるようなものになればと願っています。
ともあれ日々、情報収集し、取材し、記事にしサイトにアップしていく…コツコツとやっていきます。終りのない旅に出る覚悟です。読者の皆さまには、長い目で見ていただき、末永くお付き合い願えたら幸いです。
なお「堺・南大阪の地域情報 つーる・ど・堺( http://toursakai.jp )」には多大なるご協力を頂いております。今後も堺のWEBメディアとして連携していきたいと思っております。感謝!
今後とも皆様よろしくお願いいたします。
We updated the site on a larger scale. It was no longer updated, but was more like creating a new site.
We were originally thinking of issuing a sort of catalog to introduce just delicious meals, but now we want to publish a web magazine to discover and reveal people, history, and culture through food.
This site has become “Sakai City promotion accredited”. With the cooperation of local people in Sakai-city, we will create this site in order for Sakai people to love this city more, and for other people to know the attractions of our city. We want to grow it as a medium which promotes Sakai all over the world.
We hope that you feel the life of those who lived at that time through the site when you look back old days.
We will collect the information, make the interviews, write articles day by day, like an endless journey.
We would appreciate if you could enjoy looking over this proposal for a long time.
We would also like to thank the local web site of Sakai and South Osaka,
“Tour de Sakai (http://toursakai.jp)” for their wonderful cooperation.
2014.3.31
『& Rice』プロデューサー & 編集長 樋口 恵介
‘& Rice’ Producer and Chief editor Keisuke Higuchi
日本の伝統産業製品をつくる家に生まれた私は、その影響で和を軸とした衣食住に関わる多くの仕事を手掛けてきました。
そんな日々の仕事を通じて思いついたアイデアをもとに、樋口恵介氏に制作を依頼しカタチにしたもの。それが2009年にオープンした「メシトモ」(meshi-tomo.com)という白ご飯に合う逸品を紹介するサイトでした。
しかし、当時の私はサイトは開設したものの、人やモノのつながりが自分の描く構想を具現化するにはまだまだ未熟であり、足元を固める必要がありました。
そして2014年、やっと機が熟しました。ライターの渕上さんはじめ、食に関わるたくさんの人たち、そして堺市シティプロモーション課…この5年間の新たな出会いが、後押ししてくれました。
メディア構築の方は樋口に任せて、私はこのプロジェクトの根幹である堺の「食」を探り出す方面に力を注いでいきたいと思います。
Through these jobs, I came up with the idea and asked Producer Mr.Higuchi to form the image. It is the web site named “MESHITOMO” which introduces dishes that go well with Japanese rice, opened in 2009.
Although we opened the site, I was too inexperienced to create what I had in my mind.
But in 2014, the time was ripe. A lot of wonderful meeting with a writer Mr. Fuchigami, people who are involved in food and the Sakai city promotion department over the past 5 years enabled me to open the new site. While Mr. Higuchi created the media, I wanted to devote myself to researching the food of Sakai which is the basis of this project.
2014.3.31
『& Rice』ディレクター 毛穴 貴祥
‘& Rice’ Director Takayoshi Kena
& Riceのサイトは一見とてもシンプルです。
樋口恵介と毛穴貴祥、2人の溢れるアイデア、止まらない暴走・妄想、これからの展望、を形にしていくためにデザインはシンプル、でも中の根っこはぎっしりという形を目指しました。
実社会で人と人、物と人がつながっていくように、このサイトの中でもアメーバ状に記事がつながっていきます。
今後記事が増えていく中で、どんどんそのアメーバは広く深く増えていく予定です。
記事をたどるとつながっていく、「人」「文化」「歴史」、そのストーリーをぜひお楽しみください。
Each article will be connected with others in the same way people are with each other and people are with things in our society.
The more the articles increase, the wider and the deeper the connection will become.
We hope you will enjoy the connection with “people”, “culture” and “history” when you follow the whole story.
2014.3.31
『& Rice』Webディレクター 樋口 千愛
‘& Rice’ Web director Chinaru Higuchi
翻訳/Translation : TOMOKO SHIMIZU 英語監修,編集/Supervisor, Editor : Jeff Holck